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2023年の振り返り

2023-12-23

melbourne

Photo Credit: Steven Groeneveld

今年も年末になったので、2023年の振り返りをしたいと思います。

よかった点

英語で仕事をする経験を積むことができた

今年一番良かった経験かもしれません。チーム内のやり取りが100%英語のチームで働く経験を積むことができました。

1開発者として仕事をするレベルであれば、自分の英語力でも十分通用する。ということが分かり、自信を得ることができたのが良かったです。

一方で、将来より高度な言語力を求められる議論(1on1のメンターを行う、会社の戦略議論に参加する、より大きな会社単位での技術方針の議論に参加するetc)をする必要性が生じた際には、自分の英語力ではまだ心許ないということも分かりました。また、今回はチームの大半が英語が第二言語のメンバーだったため問題を感じませんがでした、チームの大半がネイティブの中で働こうとすると、難易度がもう数段上がる間隔もあります。そういった環境でも問題なく働く事ができる力をつけるためには、語彙を増やして、場数を踏むしかない気がしているので、これからもチャンスがあれば英語を使う環境での仕事にチャレンジしていきたいと思います。

大学の授業を英語で受けたり、友人とのコミュニケーションに英語を使ったりといった経験はこれまでもありましたが、仕事を英語で行うというチャンスは今までなかったので、今年は非常にラッキーな年でした。

BtoB SaaSの開発に携わりはじめることができた

今年の9月までは社内向けシステムの開発に携わっていました。しかし、10月から部署を移動し、BtoB SaaSの開発に携わるようになりました。私が所属するチームは、SaaSを構成する社内の様々なプロダクトから利用されるプラットフォームサービスを開発しています。具体的には、RustでgRPC APIの開発に取り組んでいます。

これまで開発していた社内向けのプロダクトと、社外向けのプロダクトでは求められる品質に大きな差があります。パフォーマンス、メンテナンスを含むダウンタイム、可観測性等々、社内向けのプロダクトを構築していた際にはそこまでシビアではなかった観点にも気を使う必要があります。そのため、これまでしばらくの間積読になっていた「マイクロサービスアーキテクチャ」や「データ指向アプリケーションデザイン」などの本を消化したりして、足りていなかった知識を埋めつつ開発に取り組んでいます。

同じ会社にいながらこれだけ大きな変化を楽しむことができる環境は、エンジニアとして成長するために非常にいいチャンスだと思うので、これからも楽しみながら開発を続けて行ければと思います。

大学卒業

エンジニアになる前から通っていた、University of the Peopleを卒業する事ができました。詳細はUoPeopleを卒業してCS学位を取ったにまとめたので、興味がある方はそちらを参照頂ければと思います。

入学当初は3年で卒業することを目標に考えていたので、2年強で卒業することができたのはなかなか上出来だったのかなと考えています。

大学院入学

Georgia Tech Online Master of Science in Computer Scienceに進学します に書いた通り、来年からアメリカの大学院にオンラインで通う予定です。

授業の難易度は学部に比べたら上がると思うのですが、UoPeopleでリーディング力は十分鍛えることができたのでなんとかなるかと考えています。 OMS Reviews を見ると、大抵の授業は20h/week程度の勉強量でこなすことができるようなので、勉強時間は大学と大きくは変わらないかと思います。3年で卒業を目指して頑張って行ければと思います。

海外旅行×2

仕事や勉強は一切関係ないですが、プライベートで海外旅行に2回も行けたのはリフレッシュになりとても良かったです。オーストラリアに1ヶ月と、台湾に3日間行ってきました。人生で2回めのメルボルンに3週間ぐらい滞在していたのですが、程よくリラックス感があり、ご飯も美味しく、多様な人種の人々が生活するメルボルンはとても過ごしやすくいい街でした。将来いつか住みたいと考えていましたが、今回の旅行でその気持ちがさらに強くなりました。

これからも定期的に、リフレッシュの旅行ができるといいなと思いました。にしても円安がつらい。。。

反省点

授業がないとさぼる

大学の授業が夏に終わったのですが、やはり授業がないと自分は勉強をサボってしまいがちでした。授業がある頃は「卒業したら時間ができて、これまで溜めてたあれもこれも勉強できるな」と考えていたのですが、実際に授業がなくなっても当初想定していた1/5ぐらいしか勉強できませんでした。やはり課題の提出期限が毎週あり、中間、期末テストもあるという状況がサボりぐせがある自分にはちょうどいいということが分かりました。

一方、ここ数年間は仕事&勉強でほぼプライベートの時間がない状態が続いていたので、半年少しゆっくりできたのも長い目でみたらちょうどよかったかと考え開き直るようにしています。

もう少しRustを勉強したい

1年ちょっと前にRustを書き出したので、当時に比べたらかなり快適にコーディングすることができるようになりました。普段すでに出来上がったコードベースに乗っかってプログラミングする上ではあまり困ることはないのですが、いざ新しいことをしようとするとまだまだわからないことも多いです。そのためもう少しRustに詳しくなりたいとおもっています。せっかくRustを仕事で使うことができる環境にいるので、次の1年はRust自体を勉強する時間を仕事以外でも確保していきたいと考えています。